インフルエンザとは

インフルエンザとは

インフルエンザインフルエンザはインフルエンザウイルスによる急性感染症であり、毎年冬季に流行を繰り返します。

 

インフルエンザはかぜ症候群(いわゆる「かぜ」)の一種です。

 

かぜ症候群は、ウイルスや細菌に感染し発症する病気で、その原因となる病原体は200種類以上あります。

 

中でも、インフルエンザウイルスは感染すると高熱をはじめ、さまざまな症状が全身に起こり、感染力も非常に強いという特徴があって、他のかぜウイルスと大きく異なります。

 

インフルエンザは普通の「かぜ」に比べて症状が重く、感染力も強いのが特徴です。

かぜ症候群とインフルエンザの違い
  かぜ症候群 インフルエンザ
発症時の症状 徐々に悪化 急激に悪化
発熱 なし。あっても37℃程度 38℃以上のことが多い
悪寒(寒気) 軽い 強い
症状・経過 上気道炎症状が中心 全身症状が強い
合併症 少ない 肺炎などが起こり得る
発生状況 散発的 流行する

 

季節性インフルエンザは子どもや高齢者には油断できない病気です。インフルエンザで亡くなる方の大半は65歳以上の高齢者です。小児ではおもな冬の入院原因となっています。


感染力の強さと日常生活への影響の大きさから我々の診療において重要な感染症と考えています。


インフルエンザウイルスの感染は接触感染、飛沫感染、大規模な流行では飛沫核感染(空気感染)も起こります。


インフルエンザは、くしゃみやせきの飛沫から感染するほか、感染している人が触れたつり革やドアノブに接触して感染するケースも多くみられます。


潜伏期は短く、1~3日です。


ウイルスは咽頭から発症後3~5日間は分離されますが、乳幼児では1週間以上にわたってウイルスを排出することもあります。


インフルエンザウイルスは直径100nm程度のRNAウイルスで、A型、B型、C型に分類されますが、大きな流行を起こすのはA型とB型です。


ウイルスはさらに細かく種類がわかれており、A型は100種類以上に分けられます。近年、A型はH1N1とH3N2(A香港型)が流行しています。


A型の特徴は、ウイルスが次々に変異することです。感染症に一度感染すると、原因の抗原(ウイルスや細菌)に対して抗体ができ、次に同じ抗原が体に入ってきたときには抗体が働いて感染を防いでくれます。しかし、A型はすぐに変異するために抗体がうまく働かず、何度も感染しますし、症状も強くなりやすいのです。新型インフルエンザは全てA型です。なお、変異とは、ウイルスの構造の細部が変化し、似ている別のタイプに生まれ変わることです。


B型ウイルスはあまり変異しないので、一度感染した後は抗体がよく働き、二度目の感染からはA型ほどには悪化しません。ただし、初感染の時はA型と同様に強い症状が現れます。B型は遺伝子の系統で呼ばれ、たとえば山形県で最初に見つかったタイプに山形系統という名前がついています。


C型は、A型やB型に比べて症状・感染力ともに弱く、軽い症状で済みます。


A型インフルエンザはヒト以外に、鳥、豚、馬にも感染し、B型はヒトのみに感染します。
 
 

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