ビタミンCと活性酸素
酸化ストレスは、加齢(エイジング)あるいはエイジングに伴って生じる種々の生活習慣病の発症と密接な関わりがあることが解明されてきています。
よって、酸化ストレス対策がアンチエイジングにとって最も重要と言えます。
そのためには…
- 活性酸素・フリーラジカルの発生源から逃れること
- 内因性(自己の)抗酸化力を高めること
- 抗酸化物質の摂取
が重要なポイントになります。
活性酸素・フリーラジカル生成を引き起こす要因は以下の通りです。活性酸素は人間にとってある程度必要なものですが、現代社会は、我々の体内で必要以上に活性酸素が増加する環境におかれていることがわかります。
- 紫外線
- 放射線
- 喫煙
- 公害物質(NO2、ダイオキシンなど)
- 食品添加物
- 残留農薬
- 病原微生物
- ストレス
- 過激な運動
ビタミンCなどの抗酸化作用を持つ薬剤で処理すると、細胞の加齢を抑制できることが実験的に示されており、細胞の酸化作用が老化に重要な役割を果たしていることが明らかになっています。
ビタミンCの抗酸化作用によって、体内での活性酸素の影響をコントロールすることが、健康増進、疾患予防、アンチエイジング効果につながると期待されます。