インフルエンザの感染予防
インフルエンザの感染予防インフルエンザの感染経路は主に飛沫感染や空気感染(飛沫核感染)、接触感染です。
インフルエンザウイルスの感染力は非常に強く、具体的に言うと、くしゃみやせきの飛沫から感染するほか、感染している人が触れたつり革やドアノブに接触して感染するケースも多くみられます。
感染予防のため、日頃からマスク着用、こまめな手洗い、うがいに努めてください。
また、インフルエンザウイルスは低温・乾燥に強いと考えられるので、部屋を暖かくし、加湿すると、感染を防ぐのに役立ちます。湿度が20%以下になるとインフルエンザウイルスが増殖しやすいとされています。
流行期間中は、できるだけ人混みを避けるようにしましょう。
インフルエンザウイルス感染症が疑われる人とできるだけ接触しないようにすることも重要です。
そして、インフルエンザにかかった場合は、早めに医療機関を受診して安静にするとともに、マスク着用で感染を広げない心配りも重要です。「せきエチケット」を守り、周囲の人にうつさない気遣いを忘れないようにしてください。
熱がある時はもちろん、熱が下がった後も2日間程度は、体からウイルスが排出されていますので外出はできるだけ控えて下さい。
予防と対策の基本をまとめると次の通りです。
- 外出後はせっけんを使いよく手を洗う
- 外出後、水道水でうがいをする
- 流行期に入る前にインフルエンザワクチンを接種する
- 流行期には人混みを避ける。せきやくしゃみをする人から遠ざかる
- 十分な睡眠や栄養バランスの良い食事を心がける
- せきやくしゃみの症状がある時にはマスクをつけ、人がいない方へする