肝臓外来を始めます
令和2年7月1日から、日本肝臓学会認定肝臓専門医による肝臓外来を始めます。
ご希望される患者様は、お電話の際に「肝臓外来を希望する」とスタッフにお伝えください。
スケジュールについては、特にご要望がない場合は原則「水曜日の午前もしくは午後」に予約をお取りします。
水曜日のご都合がつかない場合はスタッフにご相談ください。
当日は血液検査と腹部エコー検査を行いますので、絶食でご来院ください。
血液検査の結果は3日~1週間程度でわかりますので、後日あらためて説明したうえで今後の方針をご提案いたします。
腹部エコー検査の結果は当日ご説明いたします。
ご来院の際、健診の検査データ、人間ドックの検査データ、他の医療機関の検査データ、紹介状などがお手元にありましたらぜひご持参ください。
肝臓外来の対象となる患者様は次のような方たちです。
・肝臓の検査の数値異常がある(AST/GOT、ALT/GPT、γGTなど)
・ビリルビンの数値が高い
・脂肪肝(肝臓の検査の数値異常あり)
・脂肪肝(肝臓の検査の数値異常なし)
・B型肝炎キャリア
・B型慢性肝炎(治療中の方も含みます)
・C型肝炎(インターフェロンフリー治療後のフォローも含みます)
・アルコール性肝障害
・薬物性肝障害
・肥満に伴う肝臓の異常
・自己免疫性肝炎
・原発性胆汁性肝硬変
・原発性胆汁性胆管炎
・甲状腺機能異常に伴う二次的な肝臓の異常
・急性肝障害(急性肝炎を含みます)
・A型急性肝炎
・B型急性肝炎
・C型急性肝炎
・E型急性肝炎
・サイトメガロウイルス肝炎
・伝染性単核球症(EBウイルスによる肝炎)
・肝のう胞
・肝血管腫
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、異常をきたした場合であっても、大部分のケースで症状はあらわれません。
健診、人間ドックや献血で肝臓の異常を指摘されたり、過去に受けた医療機関の検査で肝臓の異常があると説明されたりして初めて知ることが多いのが実情です。
詳しく調べてみると上記のような疾患が隠れていた、ということも珍しくありません。
肝臓の異常を指摘されたらそのままにせず、一度当院の肝臓外来を受診してみてください。
まずはお問い合わせください。