5. 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の特徴は?年齢

・ 前回の続きです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の年齢に関する特徴は次の通りです。

30~60代のちょうど働き盛りにあたる年代は要注意です。

・ 多くの方が、高血圧症・脂質異常症・糖尿病といった生活習慣病を発症したり、体型が変化したりする年代でもあります。

・ 年齢とともにのどや首まわりの筋力が衰えることもリスクを高める一因です。

・ 20歳の頃のご自分と比べて、体重が10kg以上増えているというような場合は、のどや首まわりの脂肪が増えて、気道を狭くしている可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)は男性に多いことが報告されていますが、更年期以降は女性の罹患率も高まります。

・ また、 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の特徴的な症状である「いびき」も、加齢とともにその頻度が高くなります。

・ その理由のひとつは、女性ホルモンの働きにあると考えられています。

・ 女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンには、上気道開大筋の筋活動を高める作用がありますが、閉経によるホルモンバランスの変化が睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)発症に関与していると考えられています。

・ 閉経後では閉経前に比べて発症率が6倍になるという報告もあります。

・ 次回に続きます。

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