8. 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の原因2
・ 前回の続きです。
・ 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)のもうひとつのタイプは中枢性睡眠時無呼吸(CSA)です
・ CSAは 脳から呼吸指令が出ないなどによる呼吸中枢の異常です。
・ 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の中でも、このタイプは数%程度です。
・ 肺や胸郭、呼吸筋、末梢神経には異常がないのに、呼吸指令が出ないことにより無呼吸が生じます。
・ OSAと違い、気道は開存したままです。
・ OSAの場合は、気道が狭くなって呼吸がしにくくなるため、一生懸命呼吸しようと努力しますが、CSAの場合は呼吸しようという努力がみられません。
・ CSAに陥るメカニズムは様々ですが、心臓の機能が低下した場合には、約12~49%の割合で中枢型の無呼吸がみられるとされています。
・ 続きます。