14. 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)のリスク:心臓病(心疾患)
・ 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)では、心臓病(心疾患)との合併が明らかにされています。
・ 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)には心房細動という不整脈とも関連があることが明らかになっています。
・ 心疾患である狭心症や心筋梗塞は、心臓の冠動脈が狭くなったり詰まったりする「動脈硬化」によって引き起こされます。
・ 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)が重症になるほど、動脈硬化が進行するという研究報告があります。
・ 血管を詰まらせる原因の一つになる血栓の産生や、冠動脈の痙攣にも睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)が関与しています。
・ 海外の研究では、睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)を合併しているグループでは、5年間の経過観察で心血管イベント(死亡・脳卒中・心筋梗塞)の発症率が、合併していないグループに比べて1.7倍であったことが報告されています。
・ 続きます。