19. 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の検査:精密検査
・ 前回の続きです。
・ 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の精密検査は、終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査と呼ばれます。
・ 簡易検査よりもさらに詳しく、睡眠と呼吸の「質」の状態を調べる検査です。
・ 当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の簡易検査を受けていただいた後、その検査結果に応じて専門の医療機関に紹介させていただきます。
・ 一泊入院して行う検査です。
・ 仕事などへの支障が少ないように、仕事終わりの夜に入院して検査をし、翌朝出勤前に退院できるよう配慮されている医療機関も多くあります。
・ 主な検査項目は以下の通りです。
◎口と鼻の気流:空気の流れ
◎血中酸素飽和度:SpO2
◎胸部・腹部の換気運動
◎筋電図
◎眼電図
◎脳波
◎心電図
◎いびきの音
◎睡眠時の姿勢など
・ いつも通り寝ている間に検査は終了します。
・ これらの項目を測定するために多くのセンサーをつけますが、痛みを伴う検査ではありません。
・ 終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査の結果は、それぞれのデータを分析して睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の重症度を判定します。
・ 続きます。