27. 睡眠時無呼吸症候群(SAS / サス)の治療:手術
・ 前回の続きです。
・ 外科的手術は、気道をふさぐ部位を取り除く根治療法です。
・ 小児の多くや成人の一部で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因がアデノイドや扁桃肥大などの場合は、摘出手術が有効な場合があります。
・ 口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)という軟口蓋(のどちんこ)の一部を切除する手術方法もあります。
・ この手術は、治療効果が不十分であったり、数年後に手術をした部位が瘢痕化して睡眠時無呼吸症候群(SAS)が再発する場合があります。
・ 米国では狭い気道を広げる目的で上顎や下顎を広げる手術も行われていますが、日本でこの手術を行える医療機関は限られています。
・ 続きます。