10. 脂質異常症:non-HDLコレステロール

・ 前回の続きです。

・ non-HDLコレステロールとは、HDLコレステロール(善玉)以外のすべてのコレステロールのことです。

・ すなわち、「総コレステロール値」から「HDLコレステロール値」を引いたものです。

・ この値も血液中の脂質の状態を知るうえでとても重要です。健診でも測定されている場合があります。

・ non-HDLコレステロールは「総悪玉コレステロール」とも言えます。

・ HDL以外のコレステロール値を測ることで、動脈硬化のリスクを知ることができます。

・ 超悪玉コレステロール(小型化LDL)を含む「総悪玉コレステロール値」が気になる場合は、「総コレステロール値」から「HDLコレステロール値」を引いて、「non-HDLコレステロール値」を算出してみましょう。

・ この値が170mg/dLを超えていたら要注意です。

・ 超悪玉コレステロール(小型化LDL)やカイロミクロンレムナントなど、動脈硬化を強く進めるタイプのリポタンパクが増加している可能性があります。

・ 続きます。

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