肝臓の検査:フィブロスキャン
・ 2025年7月1日から天神橋みやたけクリニックでは、肝臓の検査として「フィブロスキャン」を始めました。
・ フィブロスキャンとは、「肝臓の硬さ」と「肝臓の脂肪の量」をチェックする検査です。
・ 肝臓は体の中で最も大きく、再生能力に優れた臓器であるため、病気が進行していても、なかなか症状が現れません。
・ そのため、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれます。
・ 自分では不調を感じていなくても、健診などで肝機能異常や脂肪肝を指摘された場合は、フィブロスキャン検査で肝臓の状態を調べることをおすすめします。
・ フィブロスキャン検査では、検査結果が数値で表示されるため、治療前後の比較や、経過観察による病態改善などの評価に用いられています。
・ フランスで開発され、世界100か国で使用されています。
・ フィブロスキャン検査では、「肝臓の硬さ」と「肝臓の脂肪量」がわかります。
・ 肝臓の硬さ:線維化(正常/経度→中等度→高度→肝硬変)
肝臓の硬さの度合を測定
肝疾患進展度や肝硬変の検査として有用
結果はkPa(キロパスカル)で表示
・ 肝臓の脂肪量:脂肪化(正常→経度→中等度→高度)
肝臓の脂肪量の度合を測定
脂肪肝の検査として有用
結果はdB/m(デシベルパーメーター)で表示
・ 右わき腹の表面に振動と超音波を伝える特殊なプローブをあてて、その振動と超音波の伝わり方から肝臓の硬さや肝臓の脂肪量を測定します。