接種間隔がずれた場合の対応

接種間隔がずれた場合の対応

B型肝炎ワクチンは3回接種が基本となります。

 

接種スケジュールがずれた場合としては以下のようなケースが考えられますが、いずれの場合においても、3回接種後にHBs抗体価を測定し、その結果により効果を判定します。

 

1.1回目と2回目の間隔が4週を超えた場合
気づいた時点で速やかに2回目を接種します。その後、規定通りに3回目のワクチンを接種すれば基礎免疫が得られると考えられますが、念のため、3回目接種1~2か月後をめどにHBs抗体価を測定することをお勧めしています。


2.1回目と2回目の間隔が4週未満だった場合
データはありませんが、やり直すことはせず、まずは引き続き3回目を接種し、3回目接種1~2か月後をめどにHBs抗体価を測定することをお勧めしています。


3.2回目と3回目を規定より長い間隔で接種した場合
3回目の接種は、6か月以降(12か月くらいまで)の人が6か月目接種よりHBs抗体価の上昇がよいとのデータもありますので、時期が遅れても引き続き速やかに3回目を接種し、念のため、3回目接種1~2か月後をめどにHBs抗体価を測定することをお勧めしています。


4.2回目と3回目を規定より短い間隔で接種した場合
0・1・3か月で接種したグループと0・1・6か月で接種したグループの、HBs抗体陽転率および平均抗体価を調べた報告によると、HBs抗体陽転率については差が認められなかったものの、平均抗体価は前者の方が有意に低いという結果でした。この場合も3回目接種1~2か月をめどにHBs抗体価を測定することをお勧めしています。

 

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