免疫抑制状態(ステロイドやその他の免疫抑制剤を使用中の人、透析患者など)にある人や、インターフェロン、抗がん剤、抗生物質などを使用している人への接種

免疫抑制状態(ステロイドやその他の免疫抑制剤を使用中の人、透析患者など)にある人や、インターフェロン、抗がん剤、抗生物質などを使用している人への接種

免疫抑制状態の人へのB型肝炎ワクチンの接種は可能ですが、HBs抗体産生が十分に獲得できない可能性があります。

インターフェロン、抗がん剤、抗生物質を使用中の人も接種可能と考えられますが、薬剤を使用する背景となる原疾患の状態(病状が落ち着いているか、熱はないか、など)を予診により確認する必要があります。

 

このような人に接種する場合、B型肝炎ワクチンの効果が減弱する可能性があります。

 

現行のB型肝炎ワクチンは、遺伝子組換えワクチンで不活化ワクチンに分類されるため、被接種者の免疫状態にかかわらず、ワクチンウイルスが活性化することはありません。

 

免疫抑制剤は細胞性免疫や液性免疫(抗体産生)を抑制するため、ワクチン接種による免疫獲得が不良となる可能性があります。抗がん剤についても同様の考え方になります。

 

抗生物質や抗結核薬、感冒薬の服用も、ワクチン接種自体に大きな影響を与えないと考えられています。

 

ただし、各種薬剤を服用中の場合、その時点で患者さんがワクチン接種に適した状態であるか(病状が落ち着いている、熱がない、など)を検討する必要はあります。

 

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