天神橋みやたけクリニックには多くのB型肝炎患者さんが来院されています。
現在、データは解析中なので、詳細については日を改めて紹介させていただきます。
当院は大阪府肝炎専門医療機関であり、院長が日本肝臓学会認定の肝臓専門医ということもあるため、皆さんの通院先として選んでいただけているのではないかと日々感謝しております。
B型肝炎は難しい病気です。
自覚症状を認めないことが多いため、現実的には患者さんにとって定期的な受診を続けることが難しかったりします。
B型肝炎には根治的治療がないため、一旦治療を始めると内服薬(核酸アナログ剤)を継続することが余儀なくされます。
内服薬を開始する前は、患者さんと時間をかけて話をします。
長期的に治療を続ける必要があるため、いざ始めるという時に患者さん自身の納得と理解と覚悟が求められるからです。
当院では、内服治療中の患者さんは1-2か月に1回通院していただいています。
採血を定期的に行って、年2回腹部エコー検査を行います。
腹部エコー検査を行うのは、肝癌がないかどうかを確認するためです。
院長は大阪警察病院に勤務していた時期、肝癌の治療を担当していました。自分で腹部エコーを行って病変のサイズと位置を確認して治療プランを立てていました。
必要に応じて精密検査である腹部造影エコーを行って、病変の評価を詳細に行っていました。
腹部エコーの際に認められる「肝癌疑いの病変」にはいくつかの特徴があります。
当院に通院していただいている患者さんの肝臓は常にしっかり観察していますのでご安心下さい。
内服治療を行っていない患者さんは、3か月に1回通院していただいています。採血を定期的に行って、年2回腹部エコーを行っています。
B型肝炎については今後もこのブログで情報を発信していきます。